辻井博彦・遠藤真広 著
四六判/216ページ/本体1600円+税
2004年12月/ISBN 978-4906640874
※第2495回 日本図書館協会選定図書
著者は放射線医学総合研究所重粒子医科センターのセンター長と医学物理部長。03年10月高度先進医療として承認された注目の「重粒子線治療」をわかりやすく解説しました。
エックス線の2~3倍のがん殺傷力をもち、正常細胞は傷つけない。肺がん、肝臓がん、前立腺がん、直腸がんなど、患者の多い身近ながん治療に大きな効果を上げています。
目次
第1章 がん治療のいま
──すすむ研究と治療法
第2章 強く、体にやさしい重粒子線治療
──放射線治療の限界を超えて
第3章 重粒子線治療はこうしておこなわれる
第4章 こんながんが重粒子線治療に向く
──私たちの重粒子線治療体験記
第5章 重粒子線治療のこれから
──広がる可能性を追って
第6章 Q&A 重粒子線治療を受けるには
書評
書評オープン
『東京新聞』(05年2月22日朝刊)、『中日新聞』(05年2月22日夕刊)で紹介されました。