恵泉女学園大学のオーガニック・カフェ――女子大生が育てて創ったオリジナルレシピ

恵泉女学園大学
B5判/86ページ/本体価格1300円+税
2013年2月/ISBN-13: 978-4861871009
※第2852回 日本図書館協会選定図書

女子大生が無農薬で育てた有機野菜をフルに活かしたレシピ
ヘルシーで、美味しくて、安全で、カンタン!
お弁当に合うおかずやデザートも
もちろん管理栄養士の監修、カロリー表示付き

 

目次


プロローグ ようこそオーガニック・カフェへ


本書の使い方


Part 1 :春から夏に採れた野菜のレシピ


ナスタチウム・ミニトマト・ホタテのカルパッチョ
干しきゅうりと ドライミニトマトの炒め物
フランス風サンドイッチ
スイスチャードのごまあえ
スイスチャード入り夏野菜炒め
ノンフライポテトコロッケ
バジトマの卵焼き
亀さん風鶏のエゴマヨ焼き
夏野菜のサラダパフェ
・手作りマヨネーズ
トマトの冷製パスタ
バジルご飯
枝豆のスープ
モロヘイヤ水餃子(すいぎょうざ)
ジャガイモのすいとん
ベジタブルカレー
・カレーベース
・自家製カレー粉
ピーマンとミニトマトのケーキ
ミニトマト・チーズ・ベーコンのドーナツ
ミニトマトの米粉パン(おから入り)
生姜の焼きおにぎり
エゴマの葉の醤油漬け
ミニトマトのピクルス
きゅうりのピクルス
しその実の味噌味常備菜
ニラの納豆あえ
ミニトマトのねぎだれかけ
人参とパプリカのサラダ
なすとピーマンの味噌炒め
厚揚げのオイスター炒め


教育農場の野菜畑


〈コラム〉 ベジ・カレーから広がる夢


Part 2 :秋から冬に採れた野菜のレシピ


生ハムの水菜巻き
里いもと牛肉のトマト煮込み
ほうれん草のキッシュ
かぼちゃのタルトなしキッシュ
プルコギ
大根もち
スコッチベジタブル
チキンサラダローズマリー風味
里いもハンバーグ ラディッシュのおろし添え
里いもとごぼうと厚揚げの煮物
簡単恵泉焼き
ほうれん草スープ
小かぶのスープ
白菜と豚肉の生姜はさみ蒸し
おいなり三色巻き煮
かぼちゃの炊き込みご飯
かぼちゃ粥
ほうれん草のクレープ
ラディッシュの簡単甘酢漬け
ラディッシュの漬け物2種
小松菜のピーナッツ白あえ
キャベツの千切りハーブ風味
ごぼうのおひたし
油揚げと水菜のサッと炒め
きのこと切り干し大根のサラダ
とんぴら
ひじきの煮物
チンゲン菜の生姜あえ


教育農場の野菜と仲間たち


〈コラム〉My Kitchen Gardenを夢見て


Part 3 :デザートも手作りで


ローズマリーとタイムのケーキ
ローズマリー入りちんすこう
バジルクッキー
エゴマクッキー
ジンジャークッキー
ブルーベリーマフィン
赤じそジュース
赤じそのゼリー
トマトジュレのひんやりデザート
ゴーヤスムージー(ゴーヤのジュース)
かぼちゃのチーズケーキ
生姜ホットミルク
かぼちゃのアイス
さつまいものアイス
豆もち風落花生の みたらしあんかけもち


【ハーブのある暮らし】
ハーブティー
ハーブ入り紅茶
ハーブオイル
ハーブソルト
肉もやし炒めローズマリー風味
ジャガイモ炒めバジル風味


教育農場の栽培カレンダー


野菜素材引きインデックス

 

著者プロフィール

恵泉女学園大学(けいせんじょがくえんだいがく)
1929年学園創立当初から、「園芸<命を尊ぶ心>」「国際<世界的視野>」「聖書<キリスト教>」が正課に取り入れられ、この3本柱を踏まえた特色ある教育を行う。1年次の共通教養科目として「生活園芸」が必須科目になっており、全ての学生がキャンパスに隣接した農場で有機園芸を学ぶ。
これが注目され、「特色ある大学教育支援プログラム」に選ばれている。
この農場で学生たち自ら育てた野菜たちが、カフェのオーガニック料理に生まれ変わる。
http://www.keisen.ac.jp/

 

書評

 

書評オープン

 2013年、創立25周年を迎える恵泉女学園大学の学生が作ったレシピ集。紹介するレシピは、同校の学生が考えた料理の中から特に独創的なもの。素材は学内の畑で取れた野菜で、化学肥料や農薬を使わずに育てた。有機農作物を使うことで、環境に付加をかけないメニューになっている。
創立者の河井道氏の言葉「自己を尊重し、人種や階級に関わりなく他人を尊重すること」「日本女性が世界を知り、偏見をなくし、それに対峙すること」そして「自然を慈しみ、生命を尊び、人間の基本的なあり方を学ぶこと」に則り、聖書・国際・園芸の三つを教育の柱に据える。教育プログラムは、「フード・アクション・ニッポンアワード」のコミュニケーション・啓発部門に入賞するほど特色がある。これらを受講した在学生が考案したレシピは創始者の理念を感じさせる。

「日本農業新聞」(13年3月3日)


「朝日新聞新聞」(「13年4月8日夕刊)、「読売新聞」(13年2月16日、多摩版)、「日本農業新聞」(13年3月3日)、「食べもの通信」(13年5月号)、「ふぇみん」(13年6月15日号)などで紹介されました。