既刊 2005

アチェの声──戦争・日常・津波

佐伯奈津子
本体1800円+税
地震災害により日本に知れ渡ったインドネシア・アチェ州。そこでは長年、インドネシア軍による凄まじい人権侵害と虐殺が起きている。何度もアチェを訪れ、家を借り、6年半にわたって人権侵害の現状を調査し、その実態を訴える活動をしてきた若い女性による渾身の書き下ろし。 […]

既刊 2004

カツオとかつお節の同時代史 ──ヒトは南へ、モノは北へ

藤林泰・宮内泰介編著
本体2200円+税
※第2492回 日本図書館協会選定図書
カツオ・かつお節をめぐる約1世紀にわたる沖縄・東南アジア・太平洋の島々の濃密なつながりを、丹念なフィールドワークと膨大な資料から浮かび上がらせた労作。身近な食材からグローバリゼーションの広がりが見えてくる […]

既刊 2004

シンガポールの経済発展と日本

清水洋
本体2800円+税
1965年以降のシンガポールの経済発展における日本の関与をキッコーマン、ポッカ、伊勢丹、ミネベアなど進出日系企業のグローバル経営戦略と同国の観光産業に焦点をあて、膨大な資料と聞き取りから考究。 […]

既刊 2003

【在庫僅少】ODAで沈んだ村──インドネシア・ダムに翻弄される人びと

久保康之 編著
本体800円+税
「毎日の食事もままならない」「村の娘たちが売春をするようになった」「ダム建設が住民の利益になる、なんて話はウソだった」……。日本の企業によって計画・建設され、日本の政府開発援助機関が調査費と建設費を供与・融資したインドネシアのコトパンジャン・ダム。 […]

既刊 2002

軍が支配する国インドネシア──市民の力で変えるために

シルビア・ティウォンほか 編、イスクラほか 画、
福家洋介・岡本幸江・風間純子 訳
本体2200円+税
インドネシア軍の暴力は物理的な面だけではない。政治やビジネスの利権掌握、報道規制、「国民」教育、歴史の改竄など枚挙にいとまがない。ウィットに富んだ文とイラストで暴く軍事国家の実態。 […]

既刊 2002

ODAをどう変えればいいのか[2刷]

藤林泰・長瀬理英 編著
本体2000円+税
ODAは本当に必要なのか。軍事政権を支え、開発による環境破壊や立ち退きで途上国の人びとの生存権を脅かし続けてきた日本のODA。関連省庁や企業、そして市民の責任と役割を正面から問う。 […]